國學院大學博物館(東京都渋谷区)
まだまだ行きます。なにせ昼間に時間が自由になることなんてめったにないので…。
次は恵比寿と渋谷の間にある國學院大學博物館へ。
こちらもTwitterで知った相互貸借特集展示(西南学院大学博物館資料) 「転びキリシタン」を見たくて行きました。こちらも無料です!
霞が関から地下鉄で恵比寿へ移動し、途中うどん山長でランチしてから(ここのうどん、すごく美味しかった!)、明治通りの坂をてくてく上って行きました。
住宅街を歩いていると急に学生さんが増えたかと思うと、立派な建物が目に入りました。
展示されているものは以下の5点ですが、丁寧な解説が付いていて、見ごたえがありました。
- モンタヌス 『東インド会社遣日使節紀行』(キリシタン迫害のページ)
- 幾里支丹しゅらめんとの事(ころび証文の写し)
- 転切支丹之類族進加帳(五島の転びキリシタン類族の記録)
- 転切支丹類族矢野玄説母たね病死ニ付葬礼見届之覚(葬礼に不審な点がないか見届けたという覚書)
- 高札写(立て札の写し)
特に、3の「見届之覚」は、「死に関する儀式がキリシタンか否かを見定めるポイントの一つであったことが推察される」との説明書きがあり、映画『沈黙‐サイレンス‐』のラストシーンに3人の監視がいた意味をあらためて噛み締めました。
福岡県にある西南学院大学博物館にはこれらの他にも多数のキリスト教文化に関する資料があるそうです。
いつか行ってみたいところがまた増えました。
國學院大學博物館は、大学開設の歴史、埴輪や土器、神道の歴史の展示が豊富でした。
東京って、貴重な展示を無料で見れるところが多くて、しかも地下鉄やバスを乗り継いで1日でもいろんなところをハシゴできていいなとあらためて思いました。
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