高橋みきブログ

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名古屋出身、神奈川在住のワーママです。 関東のラジオ番組のオススメやラジオに関すること、旅行やお出かけのこと、お気に入りの海外番組(ellen)のエピソード、映画、洋楽のこと、本のこと、料理レシピ備忘録 などなど。Be kind to each other!

健康診断その後 局所的非対称性陰影のため乳がん検査の精密検査を受診

健康診断の結果に要再検査項目が…

先日、誕生日に健康診断を受けました。

takahashimix.hateblo.jp

そしたら、乳がん検査の中の「マンモグラフィー検査」で「要精密検査:局所的非対称性陰影」との結果が…。

実は2年前にも同じような結果が出て再検査したんですよね。その時も特に問題なかったので、心配はしていないものの、やはり再検査は受けておくことにしました。

局所的非対称性陰影とは

局所的非対称性陰影(“FAD”とも言う)は、“正常乳腺の一部かも知れないけど、しこりの可能性もあるかな?”という所見です。マンモグラフィ画像には、正常乳腺組織(白)と脂肪組織(黒)がまだらに存在し(ほぼ白、ほぼ黒の方もいらっしゃいますが)、しこりも白いので、正常乳腺組織の一部が一見しこりっぽく見えることがあります。

AIC八重洲クリニック 局所的非対称性陰影とは? – 女性のための健やか便り

要するに白く写ったものが本当は何なのか確かめるための検査が必要ってことですね。

ほとんどは病変でないことが多いみたいなので、この診断が出ても心配しすぎる必要はないものの、やはり念のため再検査は受けておいた方がよいのでしょうね。

再検査を予約

ヘルチェックから届いた「健康診断結果報告書」の最後のページに精査外来の電話番号があったので、電話したところ、無料で再検査を受診できるとのことで、ファーストプレイス横浜での受診を予約し行ってきました。

www.health-check.jp

乳房超音波検査は痛くない

再検査の乳房超音波検査は、脇から両胸にかけて温かいジェルを塗ってもらい、その上をプローブというハンディスキャナーみたいな器具で優しくなぞるだけ。

なので、全く痛くありません!

でも、腕を上げる場合もあるので、ムダ毛の処理はお忘れなく!

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イラストAC

マンモグラフィが短時間でも結構な痛みがあるのに対し、乳房超音波検査は全然痛くないので、同じ患部の検査でもギャップがかなりあるなぁと思いました。

最初に痛くない乳房超音波検査をして、それで所見があれば、マンモグラフィへ進むという流れだったらいいのに…素人は思ってしまいます。

A09
一般的にマンモグラフィ検診で「若い」といわれる年齢は40歳未満の人を指しています。40歳未満では乳腺が発達しているためマンモグラフィ検診を受けても乳腺の異常がわかりにくく、エコー検診の方が異常を発見しやすい場合があります。しかし現時点ではエコー検診の方がマンモグラフィよりも有効だという根拠がありません。
  「NCCN(全米総合がん情報ネットワーク)の乳癌スクリーニング・診断ガイドライン(米国)」では、しこりのある30歳未満の人には最初の画像診断としてエコー検査を勧め、しこりのない異常乳頭分泌のある人にはマンモグラフィを勧めています。
(回答者:国立病院機構九州がんセンター乳腺科 中村吉昭先生/大野真司先生)

よくある質問 | 乳がんの情報サイト「乳がん.jp」

上記を読むと、それぞれの検査で「発見できるもの」と「発見できないもの」があるみたいですね。

なので、現状では、健康診断のマンモグラフィの結果で局所的非対称性陰影が出たら、再検査で乳房超音波検査をするという二段階になっているのですね。

それなら、健康診断の時にマンモグラフィと乳房超音波検査を一緒に実施したら、再検査の負担が減るのに…と思いました。

そのようなことを提案する論文も!

ただ、費用面とか検査機器の用意とかいろいろ問題があるのかな…。

www.jstage.jst.go.jp

検査結果は医師名も確認しよう!

10日間後くらいに郵送で検査の結果が送られてきました。

「異常なし」とのことで一安心。

判定医師のお名前を検索したら「検診マンモグラフィ読影認定医師リスト | マンモグラフィ 読影部門」にありました。

こんなニュースもあるので、読影している医師が毎回同じだと見落としが重なるかもしれないし、どんな専門性を持った医師なのかは、確認した方がよいかもしれません。

健康診断の結果報告書もある程度の年数は保管しておいたほうがよいでしょうね。

私はPDFにして保管しています。

www.jiji.com

『『要精密検査』こそ、必ず受けるべき』とのこと!ぜひこの記事も読んでみてください。

gendai.ismedia.jp

 

患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2016年版

患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2016年版