高橋みきブログ

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名古屋出身、神奈川在住のワーママです。 関東のラジオ番組のオススメやラジオに関すること、旅行やお出かけのこと、お気に入りの海外番組(ellen)のエピソード、映画、洋楽のこと、本のこと、料理レシピ備忘録 などなど。Be kind to each other!

こんな『沈黙』関連書籍を読みました(動画含む)【ネタバレあり】その1

【ネタバレが含まれていますので映画未見の方はご注意ください】

 

まず、小説『沈黙』で、読解できなかったのが、最後の「切支丹屋敷役人日記」です。

古文書みたいな「○○候(そうろう)」調の文章でほとんどチンプンカンプンでした。

でも、どうもここが重要らしいのです!

この動画でそのことを知りました。

www.youtube.com

 

どうやったらこの漢字だらけの「切支丹屋敷役人日記」を理解できるだろう…と考えて思いついたのが英語版を読むこと!

さっそく図書館で予約しました。買わなくてごめんなさい。

(図書館での本の予約のことはまた後日詳しく書きたいと思います。)

沈黙―Silence (Japan’s modern writers)

沈黙―Silence (Japan’s modern writers)

 

英語版の「切支丹屋敷役人日記」はネットで単語の意味を拾いながら読むことができます。

中学生くらいの英語レベルで読めると思います。

そこにはロドリゴが岡田三右衛門という名と妻子をもらい、江戸へ行ったこと、キチジローが中間(ちゅうげん)、英語ではServant(奴隷)と書かれていたけど、つまりは使用人として仕えていたこと、生涯見張られて(幽閉されて)いたこと、亡くなった時まで入念に調べられたことが書かれていました。

 

おぉ、なぜこんな大事なことを、わざわざ読みにくい古文書風に遠藤先生は書いたのでしょうか?よりノンフィクション風に、史実のように客観的に読者に読ませるためでしょうか。

 

全文をあらためて英語版で読んでみたいと思いましたが、2週間のうちには読めず返却しました。

なぜか英語版は電子書籍化はされていないんですよね。版権の関係かしら。

いつか英語版ペーパーバック買ってみたいと思います。

ちなみに、映画『沈黙~サイレンス』のマーティン・スコセッシ監督が手にしていたのは、こちらの装丁ですね。

www.amazon.com

 

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41LIm5HmU3L._SX323_BO1,204,203,200_.jpg

つづく。