高橋みきブログ

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名古屋出身、神奈川在住のワーママです。 関東のラジオ番組のオススメやラジオに関すること、旅行やお出かけのこと、お気に入りの海外番組(ellen)のエピソード、映画、洋楽のこと、本のこと、料理レシピ備忘録 などなど。Be kind to each other!

2019年に読んだ本とその理由と その8

 

あのこは貴族 山内マリコ

あのこは貴族 (集英社文芸単行本)

あのこは貴族 (集英社文芸単行本)

 

理由:Twitterでフォローしている方が超絶オススメしていたから。

「女同士はいがみ合って、お互い蹴落とす」みたいな、週刊誌が囃し立てる女性のステレオタイプをぶっ壊す作品。若い時はそりゃそういうこともあるかもしれないけど、年を重ねるほどに女性はお互いに共感し、助け合っていくような実感を私も持っている。

映画化されるとのことで、見てみたい!

natalie.mu

金継ぎの家 あたたかなしずくたち ほしおさなえ 

金継ぎの家 あたたかなしずくたち (幻冬舎文庫)

金継ぎの家 あたたかなしずくたち (幻冬舎文庫)

 

理由:ほしおさんの新刊を読みたかったから。

こちらも祖母が仕事にしている伝統技術に孫が興味を持っていくお話。

娘の成長に合わせて、祖母・母・娘の三世代のつながりが 深まっていくところがぐっと来ます。女性の生き方への応援の気持ちが伝わってくる作品。

「あのこは貴族」とも根底でテーマがつながっているなと思いました。

鎌倉御朱印ガール 後白河安寿

鎌倉御朱印ガール (集英社オレンジ文庫)

鎌倉御朱印ガール (集英社オレンジ文庫)

 

理由:鎌倉旅行で七福神めぐりをしようと思って探していたら見つけたから

七福神めぐり&冒険&ひと夏の恋&人間的成長が楽しめてよかった!

七福神めぐりするなら必読!

鎌倉の文学 小事典 かまくら春秋社 

鎌倉の文学 小事典

鎌倉の文学 小事典

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: かまくら春秋社
  • 発売日: 2005/05/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

理由:鎌倉を題材にした小説にはどんなものがあるか知りたかったから。

小辞典というだけあって、折に触れて見返したくなる手元においておきたい本です。

畜犬談 —伊馬鵜平君に与える— 太宰治 

畜犬談 —伊馬鵜平君に与える—

畜犬談 —伊馬鵜平君に与える—

 

理由:移動中にサクッと読める短編を探していたら発見した。

嫌いといいながら、犬を飼ってかわいがってしまうツンデレ太宰治がかわいいです。

小学館電子全集 特別限定無料版 『立原正秋 電子全集』立原正秋

小学館電子全集 特別限定無料版 『立原正秋 電子全集』

小学館電子全集 特別限定無料版 『立原正秋 電子全集』

 

理由:鎌倉が出てくる小説を読みたかったから。

小説「冬の旅」「残りの雪」の各第一章とエッセイが収録されています。小説の導入がどちらも面白くて続きを読むことにしました。

ロッコ 芥川竜之介 

トロッコ

トロッコ

 

 理由:移動中にサクッと読める短編を探していたら発見した。

乙女の文学さんぽ 鎌倉・湘南編 

乙女の文学さんぽ 鎌倉・湘南編

乙女の文学さんぽ 鎌倉・湘南編

 

理由:鎌倉を題材にした小説にはどんなものがあるか知りたかったから。

「鎌倉の文学 小事典」を現代版にして写真を入れた感じで、ガイドブック寄りかな。「ツバキ文具店」も出てきます。 

文藝 2019年冬季号 

文藝 2019年冬季号

文藝 2019年冬季号

 

理由:磯部涼さんの<「移民とラップ」【第2回】川崎を歌う>を読みたかったから。

文芸誌って今まであまり手に取ったことなかったけれど、面白いですね。毎号全部読める時間がほしい!