ミラクル エッシャー展の鑑賞前に準備するとよさそうなこと
ちょっと前のことになりますが、2018年7月に上野の森美術館で開催されていた「ミラクル エッシャー展」へ行って来ました。
大阪、福岡、愛媛と巡回していくので、鑑賞前に準備しておくとよさそうだな、と思ったことなどをお伝えしたいと思います。
- 「ミラクル エッシャー展」は単眼鏡で見るとおもしろい!
- 幾何学とエッシャー
- メタモルフォーゼⅡとテッド・チャン「バビロンの塔」の共通性?
- エッシャー展に関するおすすめブログ
- 「ミラクル エッシャー展」今後の巡回予定
- オランダにはエッシャー美術館がある!
- 上野の森美術館のコインロッカー
「ミラクル エッシャー展」は単眼鏡で見るとおもしろい!
今回、この「ミラクル エッシャー展」を見るために、単眼鏡を買いました。
私は、普段は眼鏡をかけていて、先日名古屋市美術館へモネ展を見に行ったときに、ちょっと離れて見ていたら、解説がぼやけて全然読めなくて困ったのです。
「ミラクル エッシャー展」も混んでいる上に、小さな作品も多く、エッシャーの精緻なラインを楽しむには単眼鏡が必要だろう!と思って、自分への誕生日プレゼントとして買いました!
実際、会場はとても混んでいて、目の前で作品を見ることはなかなかできないので、人垣の隙間からこの単眼鏡で覗いて、なんとか見ることができました。
ビクセン 単眼鏡「マルチモノキュラー4×12」 マルチモノキュラー4×12(送料無料)
|
特に、球面鏡をモチーフにした作品を単眼鏡でのぞくと、まるでエッシャーがこちらを見ているみたいでドキッとするのでオススメです!
幾何学とエッシャー
科学雑誌でエッシャーの絵画と幾何学との関係が特集されています。エッシャーの絵画は緻密に計算されており、数学的な見地から見直してみるのもよかったです。
メタモルフォーゼⅡとテッド・チャン「バビロンの塔」の共通性?
映画『メッセージ』の原作小説の「あなたの人生の物語」に収録されている「バビロンの塔」を読んでから、この展覧会の目玉である大作《メタモルフォーゼⅡ》を見たので、そこに共通する概念に驚かされました。
作者のテッド・チャンがエッシャーのこの作品をモチーフにしたかどうかはわかりませんが、同じような概念があるのではないかと感じました。
「バビロンの塔」は短編なのでサクッと読むことができますので、この作品を読んでから《メタモルフォーゼⅡ》を鑑賞してみてください!!
- 作者: テッド・チャン,公手成幸,浅倉久志,古沢嘉通,嶋田洋一
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2003/09/30
- メディア: 文庫
- 購入: 40人 クリック: 509回
- この商品を含むブログ (401件) を見る
エッシャー展に関するおすすめブログ
「ミラクル エッシャー展」今後の巡回予定
- 大阪展 2018年11月16日(金)~2019年1月14日(月・祝)
- 福岡展 2019年2月28日(木)~3月30日(土)
- 愛媛展 2019年4月12日(金)~6月16日(日)
オランダにはエッシャー美術館がある!
オランダのハーグにあるエッシャー美術館、いつか行ってみたいです。
上野の森美術館のコインロッカー
100円が戻ってくるタイプのコインロッカーはあります!しかし、ロッカーのある場所がなんと美術館の建物の外なんです。
屋根はもちろんありますが、ふきっさらし。
美術館の建物に入る前に、コインロッカーに預けるものと、館内に持ち込むものとを分けておかないといけません。
上野の森美術館は毎回世界的な作品の展覧会があってすごいなぁと思うのですが、いかんせん狭いのが難点なんですよね…。