練馬区立美術館 「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」展
会期終了間近に練馬区立美術館へ「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」を観に行ってきました。
カラフルな動物オブジェが楽しい公園の中にある駅近の練馬区立美術館
西武池袋線の中村橋駅から徒歩3分。すぐ着きます。駅近に美術館っていいですね!
植栽のくまさんがお出迎え。
こちらは、美術館のロゴ・マークから生まれたキャラクター「ネリビー」。
こんなかわいいカラフルなキリンさんもいました。
小さいお子さんにうってつけの公園の中に美術館はありました。
お子さんとこちらへお出かけ予定の方はこのブログが参考になると思います。
grutto-plus.com
美術館のガラスには、旅行の広告に使われたサヴィニャックの作品が。(この写真は内側から撮影したものを反転したものです。)
こちらの美術館も100円が帰ってくるタイプのロッカーがありました。
サヴィニャック展の見どころ
デッサン・原画・ポスターが一度に鑑賞できる
シンプルかつ直感的に商品の内容を伝えるポスターのデッサン→原画→ポスターの流れを一度に見ることができます。
デッサンは、鉛筆で縦横のグリッド線と数字が描いてあって、その緻密さが伺えます。
ポスターが貼り出された当時のパリを感じられる
サヴィニャックのポスターがパリの街角や地下鉄の構内に貼ってある当日の様子を写真で知ることができます。街に貼られてこそのポスター、白黒写真だけど、目の前のカラフルなポスターと脳内で融合するとおもしろいです。
ドキュメンタリー映画『街路の人 サヴィニャック』
サヴィニャック自身の普段の生活の様子(主にバーに飲みに行くところ)や、制作の様子をカラーで撮影したドキュメンタリーを見ることができます。20分くらいなので、スルーせずにぜひ見ることをオススメします。
以上の、展示内容は下記のサイトが詳しいです。作品の写真もたくさん載っています。
似てる?オマージュ?ウット毛糸とOMME des GARCONS PLAYロゴ
ファッションブランド『COMME des GARÇONS(コム・デ・ギャルソン)』の目付きのハートマークに似ていていて親近感を覚える、本展覧会のメインビジュアルに選ばれている『ひとりで編める ウット毛糸』。
このウット毛糸のポスターを見たときから私もそう思っていました!
ウット毛糸のポスターは1949/51年に製作されたとのこと。
こちらは、PLAY COMME des GARCONS のロゴ。デザイナーはFilip Pagowski。
wikiによればPLAY COMME des GARCONS は2003年創設とのことです。
このロゴが、サヴィニャックのウット毛糸のオマージュなのかどうかのソースは見つけることができなかったけれど、結構似ていますよね。
グッズ
グッズは、ポストカードの種類が豊富でした。トートバッグや森永チョコレートも!
【オリジナルグッズ販売中!】
— 練馬区立美術館 (@nerima_museum) 2018年3月23日
練馬区独立70周年記念展「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」開催中です。オリジナル包装のチョコレートや、ポストカードも23種類ございます。にぎやかな色合いなので、ご来館の際にぜひチェックしてください! pic.twitter.com/q8b0qXI9dv
今後の巡回予定
今後、2019年2月までに全国4都市をを巡回するそうなので、お近くの美術館に来た際はぜひ行ってみてください!
会期:2018年4月29日〜6月17日 会場:宇都宮美術館
会期:2018年6月30日〜9月2日 会場:三重県立美術館
会期:2018年10月27日〜12月24日 会場:兵庫県立美術館
会期:2019年1月5日〜2月11日 会場:広島県立美術館
- 作者: レイモンサブィニャック,ティエリドゥヴァンク,Raymond Savignac,Thierry Devynck,谷川かおる
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/02/20
- メディア: 単行本
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