映画『沈黙‐サイレンス‐』の脚本を読む その1
映画『沈黙‐サイレンス‐』、まだまだ私にとっては知りたい謎がいっぱい詰まっています。
- なぜ、原作と全く同じでないシーンもあるのに「原作に忠実だ」と感じるのか?
- 原作小説から英語版小説へ、英語版小説から映画化への二重の翻訳の過程でどんな変化があるのか?
- 小説から映像へ視覚化することで工夫されたこととは?
などなど…。なので、当分このテーマでブログを書きたいと思います。
ペースは決して早くはありませんが…。
さて、前回のエントリーで"faith"を取り上げた際、この単語が映画の中で何回出て来るのか数えてみたいと思いました。
でも、映画を全部見返してカウントすることは現実的でないので、脚本が見れたらいいなと思って検索していたら、そのものズバリ、この映画の脚本がPDFでダウンロードできることを発見しました!
Paramount Pictures | Silence | Screenplay
うぉぉ!これなら簡単に数えられるじゃない!
早速"faith"で検索してみました。
簡単に51回とわかりました。
でも、よくよく見ると"faithful"や"faithfully"も数えちゃっています。
なので、それらも数えてみると
faith 51 - faithful 10 - faithfully 1 =40!
40回かぁ!と思って、パソコン画面の左側で映画を、右側でPDFの脚本を表示して見比べてみたら…結構最初の方から、脚本にはあるセリフが映画にはなかったり、順番が入れ替わってたり、脚本にはないセリフが差し込まれている箇所がいくつかありました。
むむむ、これは興味深い…。
また映画を見返すことになりそうです!